自動カメラに写る動物たち

当キャンプ場の敷地内には野生動物を撮影するためにいくつかの自動撮影カメラを設置しています。英語では主にtrail camera、日本ではしばしばセンサーカメラと呼ばれるものです。上の写真は常連さんであるタヌキですね。

管理棟玄関の東側数メートルのところには鳥たちのために水場を置いています。不要になったお皿に水を張っただけの簡単なものですが、この地域では冬に雨が少ないこともあって、いろんな鳥が来てくれます。この水場は夜のうちに凍ってしまうので、毎朝お湯で氷をとかしてやってるのですが、その手間を上回る楽しみを与えてくれます。

上の動画はヒヨドリとアライグマです。どちらもあまりありがたくないお客さん。ヒヨドリは畑の冬野菜を毎日ついばんでます。あまりにひどいのでキャベツ・ブロッコリーにはカバーをかけました。アライグマはご存知のように特定外来生物に指定されている外来種です。これまでのところ、この冬にはこの1回のみの撮影です。ちなみに、タヌキもこの水場を利用しています。

こちらはちょっと見にくいですが、可愛い小鳥たち、メジロとシジュウカラです。どちらもほぼ毎日群れでやってきます。この寒い中、水浴びもよく見ます。

小鳥の場合、カメラのセンサーに感知されないことも多いようです。私がたまたま見かけたけど撮影されていなかった鳥は、今年に入ってからの2週間だけでもエナガ、ジョウビタキ、ヤマガラ、モズ、少し大きめの鳥としてカケス、ガビチョウ、シロハラなど。他にもソウシチョウやウグイス、シメ、カワラヒワ、ホオジロなどを見たことがあります。

こちらは生ゴミ捨て場に現れたタヌキとハクビシン(数年前の動画)です。ふだんはほとんど野菜くずしか捨てませんが、お客さんが出した生ゴミに「ごちそう」が少々混じっていることがあります。灰や落葉をかけたりしてますが、以前から常連であるタヌキなどは匂いで探り当てて食べているようです。他にもテンやキツネ、ハシボソガラスなどがたまにやってきます。

こちらは堂々と?進入路(車道)から出入りしているタヌキ2頭連れとキツネです。キツネは、入ってきたものの、こりゃ違うわ、という感じで出ていきました。タヌキほど図太くないようです。

最後はわが愛猫兼看板猫のすばるです。昼間は薪ストーブの前や2階のベッドで寝てますが、真冬でも夕方になると外へ出かけて明け方までに何回か往復しています。野生動物とトラブルにならないか心配なのですが、今のところすこぶる元気で、ケガもなく、幸せそうに暮らしてます。

当キャンプ場では他にイノシシも出ます。これまでお客さんやペットとのトラブルはありませんが、テント周りに肉や魚、あるいはその匂いがするものを夜間に放置しないようにしてください。また、カメラには車や人も写りますが、利用したり公表したりすることはありませんのでご心配なく。

遊び方はあなた次第の貸切り専用キャンプ場

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