会計管理は苦手…
年末年始に家族が来たりして少しまったりした後、このところ苦手な会計管理に追われてます。伐採や薪づくりもあって、ブログを書く余裕もなし。
2021年に個人事業主として事業を始めるにあたって本やネットを調べていると、「確定申告は青色申告でやるべき」という記事が多くありました。では、ということで税務署に開業届と同時に「青色申告承認申請書」というのを出しました。
青色申告の恩恵を最大限受けるためには「複式簿記」なる形式で帳簿を付ける必要があります。これは会計ソフトを使えばシロートでも自力で可能という記述があちこちにあったので、「弥生の青色申告オンライン」を導入。3年間、あまり何も考えずにこれで青色申告を済ませてきました。
しかし、昨年度(2024年度)、現金が赤字になるなど、いろいろおかしなところが出てきました。そこで、会計管理についてネットで調べながら過去にさかのぼって帳簿を確認したところ、いろいろミスが発覚し、修正作業をしてきました。
サラリーマン時代にはお金のことは住宅ローン関連ぐらいしか気にすることなく暮らしてきましたし、何しろ100%理系人間です。経営のケの字もわからず、会計ソフトの機能も一部しか使わずに済ませてきたツケが回ってきた感じです。
ちなみに、売上と経費、その結果としての損益にはミスはなく、したがって納税額にも問題はありませんでした。マメな性格なのでレシートや電子記録の保存もちゃんとしてあります。
しかし、例えば、PayPayで受け取った売上は「売掛金」ですから、翌月にPayPayから指定口座に入金があったら回収の記録をする必要がありますが、それを怠ってきました。それぞれ勘定科目やら貸方、借方といった簿記用語が出てきて、ドシロートの私には意味不明。銀行口座も個人用のものをそのまま使っていますので、事業主貸や事業主借といった振替処理も多々必要になるのですが、これもなかなか意味不明。
もともと年金だけでの暮らしが厳しそうなので始めた小規模事業ですので、税理士や会計士に依頼するのは論外。収益があまりにも少ないので青色申告の恩恵もほとんどありませんが、やめるのも届け出が必要なようなので、もうしばらく自力でがんばってみます。
あれこれ苦労の末、なんとか2023年分までの修正を済ませ、それを引き継ぐ2024年分の暫定集計も納得できる金額になりました。後は今月末のクレジットカードの決済などを経て確定申告するだけです。今回の修正でいろいろ学習したので、これからは確定申告前に苦労することはないでしょう…。