樹木内を食べ進む虫たち

12月に入って冬らしい寒さと晴天が続いています。このところは薪づくりに励む毎日です。最初に切り倒した数本は虫が入って弱ってきていたコナラなんですが、割ってみると案の定、虫だらけ。冒頭の写真は、当地の常連さんであるシロスジカミキリの幼虫です。

木の内部は、特に下の方は穴だらけです。なんとか薪にはなりますが、通直な繊維がズタズタにされてしまうためか、ナタできれいに割りにくいのには閉口します。

今年は成虫もけっこう出てきました。動かないので最初は死んでいるのかと思いましたが、日なたにしばらく置いておくとゆっくり動き出します。

冬になぜ木の内部に成虫がいるのかと不思議に思って調べてみると、3年めの秋に樹木内で羽化してからそのまま越冬し、4年めの翌年初夏に出てくるようです。これまで幼虫しか見なかったのはたまたまのようです。

今まで見なかった虫も出てきました。見かけからレピ(蝶や蛾の仲間)の幼虫というのはわかったので調べてみると、ヒメボクトウという蛾の幼虫のようです。ナシやリンゴといった果樹の害虫みたいです。近くにはナシ園がたくさんあるので、当キャンプ場のコナラにまで波及してきたということでしょう。

あまりに虫が出てくるので途中からケースに集めてみました。上の写真は2時間ほどの作業で出てきた虫の一部(半分程度)です。いもむしが苦手な人には薪割りは無理かも・・・

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