ここでは「野遊びひとりじめ」の特徴から遊び方など、必須ではないものの知っておくとお得な情報を紹介しています。なお、予約が取れて実際に利用される際には利用ルールを事前にご確認ただくようお願いします。

なお、キャンプ場ではありますが、デイユースの遊び方によってはテントなどは不要ですし、逆にデイユースでもテントやタープを張るのは自由です。レンタル・販売も行っていますが、手ぶらバーベキュー、手ぶらキャンプのようなサービスはありません。

特徴

「野遊びひとりじめ」の特徴は、1)貸切り専用で時間単位での完全予約制、2)ペット同伴歓迎で、犬をリードなしで遊ばせられる、3)芝生グラウンドでキャンプだけでなく球技などが可能、4)場内で山菜採りや栗拾い、ブルーベリー狩りなども可能、といったところです。順に紹介しましょう。

1グループ限定、貸切り専用

1グループとは、単独のソロやカップル・デュオ、家族はもちろん、知り合いの複数家族、ソログループ、SNSで募った仲間など、次の条件さえ満たしてもらえばけっこうです。

◇小学生以上の合計が12人程度まで。2時間までのデイユースなら20人程度まで。テントを張ったりする場所は十分あるのですが、トイレが男女兼用の1つしかないので最大人数の目安を決めています。多少のプラスアルファについては相談に応じます。

◇代表者の方にメール連絡を担当してもらうとともに一括支払いしていただきます。連絡担当者と支払いは別の人でもかまいません。

◇代表者の方にはチェックイン時に氏名・住所の記入をお願いしています。

時間単位での完全予約制

◇「野遊びひとりじめ」では宿泊せずにバーベキュー等を楽しむデイキャンプだけでなく、比較的短時間でフットサルやフリスビー、昆虫採集、栗拾いなどを楽しむ利用も含めて、宿泊しない日中利用を「デイユース」と呼んでいます。

◇デイユース(デイキャンプ)も含めてチェックイン日の3か月前から前々日18時まで(リピーターの方およびデイユースの場合は前日18時まで)にネットから予約していただきます。

◇予約は時間単位で可能ですので、例えば1日目の朝9時から翌日の午後3時まで予約してゆっくりしたり、逆に日中の2時間だけ予約してフットサルで汗を流す、といった使い方が可能です。

◇予約を申し込みいただいた時点では「仮予約」です。24時間以内に管理人よりメールをお送りしますので、さらに返信をいただいて予約確定となります。

◇電話での予約は受け付けていません(迷惑電話が多いので)。

管理人

◇他のキャンパーはいませんが、管理人の居住地でもあるので、お互いに気持ちよく使えるように一定の配慮をお願いします。

◇管理人の居住エリアと畑には用のある時以外には入らないでください。特にお子さんにご注意を。

◇管理人はなるべく干渉しません。ほったらかしです。とはいえ、近隣情報やテント設営のお手伝いなど、何でも相談には応じますから、遠慮なく申し出てください。

◇大きな音のする作業はなるべくお客さんがいないときに行いますが、予約が立て込んでいる時期などにはお客さんがいるときでも草刈りや樹木の伐採、畑の管理、薪割りなどの作業をすることがあります。

◇管理人も焚き火が大好きです。実際問題として、伐採木の枝葉処理も必要です。お客さんがいるときでも居住エリア内で焚き火やバーベキューをやることがあるかもしれません。

◇ねこがいます。オスのミックスで、2018年6月頃生まれの元保護猫。室内飼育ですが、管理人がいるときには外へ出してやることがありますので、テント近くをウロウロすることがあるかもしれません。

遊び方

何をやるかはあなた次第ですし、何もしないでぼーっとするのもおおいにアリなのですが、いくつか野遊びの例をあげておきます。

身体を動かす

芝生グラウンド(自由広場)で球技

キャンプ場や公園では球技禁止のところが多く、気楽にボールを蹴ったり投げたりできるところが意外に少ないものです。「野遊びひとりじめ」では狭いスペースではありますが、フットサル・ミニサッカーやキャッチボールなどが楽しめます。

◇芝生グラウンドにはフットサル用ゴールを常設し、20m×30mの四隅やその中央にマーカーを打ち込んであります。ラインは引いてませんが、マーカーコーンを貸し出し可能です(無料)。

◇グラウンドの広さはフットサル用ですが、フットサルになじみのないお子さんなどがサッカーのルール(キックインではなくスローインだったり)で使うのをここではミニサッカーと称しています。

◇小学生までのお子さんであれば柔らかいボールで野球もどきも可能です。もちろん、犬とボール遊びもOKです。

◇野球の硬球やゴルフボールは使用禁止とします。

ドローンを飛ばす

◇ドローンの練習をしたいけどなかなか場所がない、という方もおられるでしょう。「野遊びひとりじめ」ではドローン用の設備は特にありませんが、自由広場(芝生グラウンド)や周辺部の木立の間などを飛ばすことができます。初心者の練習には十分でしょう。

◇当然ながら、法令遵守でお願いします。敷地内に電線がありますし、東側には南北に高圧線が走っていますから、絶対にドローンを近づけないようにしてください。

トレイルラン・自転車

◇場内の遊歩道を8の字にたどると1周約450m。標高差が10mほどありますので、体力に合わせて何周か走ればけっこういい運動になります。もう少し悪路を走りたいならフェンス沿いも一応通れます。

◇隣接する森林公園内や常陸風土記の丘、ゴルフ場との境界道路なども車を気にせずに走れます。

◇MTBで場内を走ることもできます。周辺の道にも適度な傾斜があるので体力に自信のある方は楽しめるでしょう。少し足を伸ばせば恋瀬川沿いにサイクリング専用道もあります。ただし、森林公園・常陸風土記の丘は自転車進入禁止になっています。

火で遊ぶ

以下のいずれの火遊びでも火災には用心の上に用心を。万一の場合に備えて水を入れたバケツを近くに必ず用意しましょう。バケツは無料で貸し出します。また、屋外水場棟に消火器を備えていますから事前に確認しておいてください。

焚き火

◇焚き火は小さく長く燃やすのが丸です。大きな火を囲んで踊るような、いわゆる「キャンプファイヤー」はできません。

◇場内に数か所、直火OKの焚き火場を設けています。焚き火台を使えばその他の芝生地などでも焚き火できます。レンタル用の焚き火台も用意しています。

◇焚き火に使う薪として枯れ枝を場内で拾い集めるのは自由です。子供でも喜んで集めてくれるでしょう。

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◇管理人は、自宅の薪ストーブ用に毎年10本以上の立ち木を伐採しており、枝葉の一部はラフに集めて放置しています(写真)。自然に落下した枝もけっこうあります。ノコを持参されると便利でしょう(刃物の貸し出しはしていません)。

◇そんな面倒なことはせずに焚き火に直行したいという方には薪の販売もしています。
◇薪を小割りにしたりフェザリングしたりしたい方用にレンタル品として薪割り台(無料)とキンドリングクラッカーを用意しています。

バーベキュー・燻製作り

◇もちろん、バーベキューもOKです。少々大声を出したり歌を歌ったりしても問題ありません。

◇近所や他のキャンパーを気にせずに煙を出せるので、1日かけてベーコンを作る、といった本格的な燻煙も可能です。簡易な段ボール製の燻煙ボックスもレンタルできます。

落ち葉焚き・焼き芋

◇秋から冬には場内に大量の落ち葉が積もるので、落ち葉焚きもできます。落ち葉を集める熊手は無料でお貸しします。場所はご相談ください。

◇焚き火や落ち葉焚きでおいしい焼き芋を作ってはいかがでしょうか。じょうずにつくるには根気とコツが必要ですが。

花火

◇基本的には手持ち花火限定です。吹き出し花火やロケット花火などで楽しみたい方は事前に管理人とご相談ください(できるだけ来訪前にメールで)。

自然と触れ合う

昆虫採集

◇昆虫採集も遠慮なくできます。網を振り回すのも何か仕掛けを置くのも自由。

◇キャンプするなら夜に甘いものを仕掛けておけばカブトムシやクワガタ(主にノコギリクワガタ)を集められるでしょう。タマムシは夏の昼間によく見かけますし、オオムラサキやオニヤンマなども飛んでいます。草地では真冬を除いてバッタ類を捕まえられます。

バードウォッチング

◇場内でも近隣でもバードウォッチングを楽しめます。季節などにもよりますが、常陸風土記の丘まで1時間ほど散歩すればだいたい15種から20種ぐらいは観察できます。

◇初夏には場内にいながらにしてキビタキやサンコウチョウ、ホオジロ、シジュウカラなどのさえずりが聞こえます。

◇サシバやハヤブサ、オオタカ、ノスリといった猛禽類も珍しくありません。

その他

◇自然と触れ合うというのとはちょっと違いますが、ギターや太鼓、管楽器など楽器の練習もできます。もちろん、アカペラも。お子さんが思いっきりリコーダーを練習したりも。

◇ただし、アンプの使用は禁止です。また、大きな音のする太鼓やトランペットなどは日中限定でお願いします。

ペットと遊ぶ

犬の場合のルール

◇狂犬病の注射済票(または狂犬病を含む混合ワクチンの接種証明書)をご持参ください。コピーでかまいません。

◇ドッグランのような犬専用の施設ほどリスクは高くないと思いますが、できるだけ混合ワクチンの接種を済ませてからご利用ください。

◇うんちは必ず回収してください。水に流せる紙だけで包んだ状態であれば場内のトイレに流してもらってかまいません。そうでない場合は燃やせるゴミには出さずにお持ち帰りください。

◇おしっこをしたらすぐに水をかけておいてください。

◇リードを放したい場合にはゲートを閉めますので管理人にお申し出ください。リードを放したら目を離さないようにお願いします。通常のドッグランと違って広くて死角も多いので、よほどトレーニングされている犬でなければ見える距離でついていくようにしてください。見ていなければ脱糞にも気が付かないし脱走のリスクもあります。

夜間はテント内かケージに入れる、またはタープの下などにドッグポールをしっかり打ち込んで脱走しないようにつないでください。ドッグポールは貸し出し可能です。

◇無駄吠えする犬や人に攻撃的な犬は利用できません。

ねこの場合のルール

◇管理人がねこを飼っていますので混合ワクチンの接種証明書を必ずご持参ください。

◇犬と違ってねこはお出かけが嫌いなのがふつうです。完全室内飼育のねこを連れ出すのはおすすめしません。

◇リードを付けていっしょに歩けるねこならなんとかなるかもしれませんが、リードを離さないように。夜はケージに入れてテント内に。

◇使い慣れたトイレを持参されることをおすすめしますが、外でおしっこやうんちをしてもねこがちゃんと埋めてくれれば放置でかまいません。埋め方が不十分なら軽く土をかけておいてください。畑にうんちをした場合だけは、目印(竹の棒)を立てておいてください。目印は受付時に渡します。

ペット共通

◇ペット連れのお客さまには受付時にペットの管理について簡単に打ち合わせることをお願いしています。

◇犬猫以外の動物も可能かもしれませんが、あらかじめメールにてご相談ください。

◇宿泊利用の場合、有料でペットを一時的にお預かりすることもできます。お買い物や温泉に出かける際などにご利用ください。実際にお預かりできるかどうかやどのようにお預かりするかは現地にて相談です。料金はこちら

◇草むら、やぶにはマダニがいます。吸血を始めると簡単には取れなくなりますので、ペットについていないかときどき確認してやってください。

◇当地にはクマやシカ、サルはいませんが、イノシシやキツネ、タヌキ、アナグマ、テン、ハクビシン、ノウサギなどさまざまな大型・中型野生哺乳類がいます。昼間見かけることはまずありませんが、夜間はけっこうふつうにウロウロしていますからペットと接触しないようにご注意ください。フェンスやゲートでは侵入を完全に防ぐことはできません。

ペットとの遊び方

◇自由広場でフリスビーやボールを投げてやると犬は大喜びで遊ぶはずです。ねこでも釣り用の短い竿で「疑似餌」を投げて引っ張ってやったりすると反応するかもしれません。

◇犬なら周辺の散策もおすすめします。東側の市道を通る車はせいぜい1時間に数台程度ですし、森林公園と常陸風土記の丘には車も自転車も通らない遊歩道が網の目状にあるのでコースは選び放題です。森林公園内は夏でも比較的快適ですし、風土記の丘には水道の外水栓もあります。

◇ブラッシング
「野遊びひとりじめ」では犬・猫の毛を散らしても何の問題もありません。思い切りブラッシングしてやってください。なお、近い将来(2022年のうち?)に犬用の洗い場も設置したいと考えています。

山菜・野菜・果物の収穫

場内にはさまざまな山菜などがあり、下記のようにご利用いただけます。持ち帰ってもらってかまいません。「自由に」とあるのは、「自分たちで利用できる程度ならご自由に」という意味です。

直近の収穫情報はトップページに掲載しています。

山菜と栗、柿は、元々場内にあったものを移植したり残したりしてきたもの。きのこは毎年場内で切った木に少しずつ植菌しています。果樹と農作物は植えたものもありますが、元々あったものもあります。

●山菜

種類季節利用コメント
わらび豊富4月~8月自由に夏でも若芽が出てきます
ふきふつう1月末~5月自由に早春はふきのとうとして
うどふつう4月~5月自由に早い時期のものがおすすめ
ヤブカンゾウ(若芽)ふつう3月下旬~4月上旬自由に酢みそ和えなど
ヤブカンゾウ(つぼみ)ふつう7月自由に次々とつぼみをつけます
タラの芽少量4月要相談採りすぎると枯れてしまいます
みょうが(新芽)ふつう4月自由に地上にちょこっと出た頃
みょうが(つぼみ)ふつう自由に山菜というより野菜か



この他、ヨモギやつくし、コバギボウシ、アケビ、キイチゴといった食べられる野草なども少しあります。自己責任でどうぞ。

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場内南西側のわらび園
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春に急成長するウド

●果樹・農作物

種類季節利用コメント
ブルーベリーふつう6月~7月自由によく熟したものを選びましょう
豊富8月下旬~10月自由に時期によって品種・場所が変わります
豊富10月自由に渋柿なので渋抜きが必要
しいたけふつう春・秋自由に出ているかどうかは運次第
ひらたけ少量自由に上に同じ
ローズマリー2本周年自由に肉といっしょに使います
じゃがいもふつう7月要相談収穫体験可(掘りたてがおいしい)
さつまいもふつう10月要相談収穫体験可(保存後がおいしい)



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さつまいもの収穫

遊び方はあなた次第の貸切り専用キャンプ場

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都心から1時間半の里山で他のキャンパーに気兼ねすることなくキャンプやバーベキュー、焚き火、フットサル・ミニサッカー、山菜採り、栗拾いなどの野遊びを楽しみませんか。デイユースも連泊も可能。