林内テントサイト(サイト3)

あまり使われていませんが、直火OKの焚き火コーナーを作ったのを機会に、雑木林の中にあるテントサイト3(T3)を少し詳しく紹介します。どちらかというとお子さん連れよりもキャンプ通向けのサイトです。

場所は自由広場の北側です(簡易案内図参照)。傾斜はほとんどありません。林の中なので地面は芝生ではなく土ですが、冬には多少落ち葉が積もります。直火可能な焚き火コーナーと外水栓が隣接しているので何かと便利です。

焚き火コーナー、外水栓、井戸ポンプが隣接
オープン前に試した時の写真

境界があるわけではないのでざっくりした値ですが、3m×5m(プラスアルファ)の広さ。基本的にソロ・デュオキャンパー向けのサイトですが、ドーム型なら前室付きでも4人用テントが十分張れるでしょう。ソロ用テントを複数というのも可能です。

ここの最大のメリットは、木陰であることでしょう。暑い時期に朝から直射日光でテントから追い出されるのはご免という方にはオススメです。日陰を作るためのタープも不要です(そもそも木がじゃまでタープは張りにくい)。木漏れ日の中でハンモックに揺られる、などという時間の過ごし方もできます。

ハンモックも張れます(モデルが欲しい…)
燃え殻や灰は片付け不要

また、視覚的にも周りからはほとんど見えませんし、南側のゴルフ場から一番離れているので車や環境整備の音も届きにくく、落ち着いて過ごせるのもメリットです。静かに焚き火を囲みたい、という向きには特にオススメ。管理人の住む管理棟からも離れているので、他のサイトよりもさらに気兼ねなく大声が出せるかも。

春から初夏には鳥のさえずりで目覚めたいという人もここがイチオシです。

意外かもしれませんが、冬の寒さも場内では一番マシかと思います。ここの樹木はすべて落葉広葉樹なので、冬には日当たりが良くなる一方で、微地形と笹薮のおかげで冬の季節風はあまり当たりません。なので、ちょっと暖かいスポットになるのです。

焚き木は周りでけっこう拾えます

デメリットは、狭いことを除けば、駐車場や水場棟から遠いこと。荷物は駐車場から50mほどをリヤカーで運ぶことになります。水場棟までは70mほどあるのでトイレが面倒かもしれませんが、まあ1分ほどの散歩と思えば苦にならないでしょう。あと、延長コードを使うには建物から遠すぎるので、電気毛布など、AC電源が必要な機器は使えません。

もちろん、自由広場のように開けたところが好きな人には向きませんが、現地を確認の上、ご利用をご検討ください。

遊び方はあなた次第の貸切り専用キャンプ場

野遊びひとりじめロゴ
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