キャンプに最適な季節
3月に入ると朝晩は氷点下になる日があっても太陽の力は日に日に強くなっていきます。まだ刺す虫は出ないし、動き回っても汗だくになることもないので、ある程度の防寒対策があればキャンプに最適な時期です。おかげさまで毎週末、いろんなお客さんに貸切りキャンプを楽しんでもらっています。
3月中旬には、写真を撮りそこなってしまいましたが、ワンちゃん2頭連れのお客さん。家にはねこもいるということで、うちのねこも可愛がってもらいました。その直後には、テントサウナを楽しむ若者8人のグループ。一部テント泊、残りはデイユースという使い方でした。
次の週末はお子さんを含む2家族。かなりキャンプ慣れしているようで、雨が予想される中、夕方に到着されてから手際よく美しくテントを張られていました。さらに、日曜の日中にはお子さんとワンちゃんを連れた2家族がデイユースで利用してくださいました。2頭の小型犬はどちらも人懐こく元気なワンちゃんでした。お子さんはもちろんジップラインに大喜び。
3月最後の週末にもワンちゃん連れ。ハードルやトンネルといった犬用アジリティー用品を自由広場にセットされて、イタリアン・グレイハウンドという小型で細身の犬がかっこよく走ってました。お客さんの要望でゲートを閉めましたので、アジリティーで運動するとき以外にもリードなしで楽しそうに場内をあるきまわっていました。
うちのねこに興味しんしんで何回も近づいてきました。うちのねこも最初だけシャーと威嚇していましたが、そのうち気にはするものの威嚇はしなくなったので、もう少しで仲良くなれそうでした。最初の頃、一度だけ追いかけられたのですが、今までの犬の中で圧倒的に早い走りでしたね。
3月最後の土曜日は天気が下り坂。雨が強くなる前にテントを張りたいと連絡が入り、予約時間より少し早めに来られたのは大人ばかり11人のグループ。主にデュオのキャンプ仲間のようで、年齢幅は広く、茨城県内外から来ているということでした。
日曜日のお昼前から来てくれたのは地元石岡市の家族とワンちゃん、中学生の友だちというグループでした。実は、この前まで私が勤めていた勤務先の知り合いです。
ワンちゃんはトイプードル。以前、他のお客さんが連れてきたことがありましたが、人懐こくて本当にぬいぐるみのようでした。
男子中学生4人は、体は完全に大人ザイズ。自分たちだけで焚き火を囲う姿は、酒がない以外はまるでおっさんです。けっこう立派なマウンテンバイクで乗り付けていて、ここへくる途中の坂道も止まることなく登ってきたとのこと。
敷地の南側フェンス沿いをマウンテンバイクで疾走する姿はなかなかサマになっていました。ちょっと危険な遊びではありますが、ここではこんな遊び方もできます。
ということで、本格オープンした3月は、計8組の利用がありました。家族連れ、複数家族、グループキャンプ、ワンちゃん連れとメンバー構成もいろいろでしたし、楽しみ方も、焚き火やバーベキューはもちろんとして、テントサウナ、犬のアジリティー、マウンテンバイク、サッカーなどなど、「遊び方はあなた次第」という野遊びひとりじめのキャッチフレーズを皆さんが実践してくださってうれしい限りです。