大量の枝葉、ウッドチッパーを導入すべきか
当キャンプ場では薪づくりのために樹高10mほどの木を毎年10本以上伐採しています。この冬にはフェンス設置のため、将来フェンス側に倒さざるを得ない木もあらかじめ切っているので、例年の倍以上の本数を伐採中。
問題は伐採そのものよりも大量に出る伐採木の枝葉(枝条)です。なにしろかさばるのでそのまま放置するわけにもいかず、いまのところいったん通行の邪魔にならないところに運んでから少しずつ切り刻んで焼却処理しています。
上の写真は、とりあえず庭先に運んで仮置きしているヒノキやアカマツの枝葉です。これでこの冬これまでに出た枝葉の2割ほど。ここまで運ぶのもなかなかの力仕事です。
運んだ枝葉は、電気ノコギリと剪定バサミを使って葉っぱ付きの枝と太さ約2cm未満の細枝、2から4cm程度の枝、それより太い枝に分けていきます。4cmより太くて真っ直ぐな枝はハンドアックスとゴムハンマーで割って焚付用の薪にしています。
乾燥にまわす細割薪以外はレンガで造った焚き火台に放り込んで燃やします。常緑樹の葉っぱは真冬でも凍結しないように油をたっぷり蓄えているので乾燥させなくてもよく燃えます。ただし、油ですから煙が出ます。まるでのろし(漢字では狼煙)。これは住宅地ではとてもできないアソビですね。遊びついでに動画も撮ってみました。
大小の枝とうまく組み合わせて置いていって、熾火になってきたらお肉を焼いたりし、最後に残った灰は草木灰として畑の肥料にしています。
ということで、枝葉も無駄なく利用しているのですが、ちょっと手間がかかりすぎ。そこで、ウッドチッパーを導入すべきか迷っています。
一般住宅の庭でも使えるような電気式ではパワー不足なのでエンジン式を考えていますが、それでもクローラーで自走するような本格的なものはさすがに買えません。しかし、7馬力程度の小型チッパーだと、投入するまでの下処理にかなりの手間がかかりそうですし、そもそも破砕そのものにもけっこう時間がかかるので、燃やした方が手っ取り早いかもしれません。置き場所の問題もあります。
チップにすれば遊歩道に敷いたり肥料にしたりできるほか、サクラ類なら燻煙用のチップにもできそうです。ということで、ただいま大いに迷っているところです。