販売用の薪と無料の薪
「野遊びひとりじめ」での楽しみの一つはなんといっても焚き火でしょう。これからの季節は特にそのありがたみを感じられます。焚き火には当然ながら薪が必要ですので、ちょっと当地での薪についてのお話。
管理棟、すなわち私の住居は、ログハウスに薪ストーブという黄金の組み合わせ(?)を誇っています。一応、エアコンもありますが、暖房で使うのはしばらく留守にして家が冷え切った時などだけで、年に2,3回程度。ふだんの暖房は薪ストーブだけでまかなってます。料理にも大活躍です。
暖房は薪ストーブだけとなると、一冬で使う薪の量は相当なもの。しかも、伐採・薪割りしてから2夏越した薪を使っていますから、少なくとも2年分の薪を保管しておく薪棚が必要になります。なので、水場棟の周辺には薪棚が5か所(7区画)建ててあります。
そのうちの1区画を販売用薪棚とすることにしました(上の写真)。これまでもこの区画の薪を販売していましたが、カミキリムシによる粉を掃除したり、焚付用の薪も選べるように整備しました。価格はこれまで同様、上の写真にもあるペール缶(約20リットル)に自分で詰めてもらって500円です。
焚付用の細割以外は敷地内で伐採した木なので、樹種はいろいろです。だいたい多い順からヒノキ・シラカシ・コナラ・アカメガシワ・エノキ・ケヤキ・イヌシデ・ネムノキ・クリ・サクラ(ヤマザクラ・シウリザクラ)・クヌギ・キリといったところ。その他、薪ストーブのメンテナンスをお願いしているストーブシティーから購入した太めのナラ材や近隣の果樹農家から分けてもらったナシ、無垢の建築廃材なども混じります。
場内で焚き木を拾えば無料!
薪は持参してもらったり購入してもらってもけっこうなのですが、無料で集めるという手もあります。場内には昨冬に伐採した木の枝葉をあちこちに積んであります。焚き火に使うには十分乾燥していますし、少し葉っぱがついている方がよく燃えます。力技で折れるほどは乾いていないかもしれないので、のこぎりがあると便利です。
さらに、北側や南西側の森の中には古い落枝がけっこうあります。成長競争に負けた枝が枯れて自然に落ちたもので、ポキっと折れるほど乾いていれば焚き木にぴったりです。お子さんといっしょに集めるのも楽しいでしょう。一輪車を無料でお貸ししますのでお声がけください。