スズメバチの巣

このところ雨続きで芝刈りもままなりませんし、畑も土が緩みすぎて耕起や種まきができず、まったくトホホです。

さて、秋はスズメバチが危険なシーズンです。先日、管理棟の脇に建てている小さな木製倉庫にスズメバチが出入りしているのを発見。じっくり観察したところ、モンスズメバチという種類でした。セミが好物のようです。これまで何回か駆除したことのあるキイロスズメバチに比べると攻撃性は弱いようで、数メートルの距離で観察していても威嚇されたり攻撃されることはありませんでした。

しかし、お客さんが手を出すと危ないので、ハチの出入り口付近にハチジェットを噴射して駆除しました。その後様子を見ながら3日めに倉庫のトビラを恐る恐る開けたところ、5層目を追加中の立派な巣でした。下の方は外皮に覆われておらず、巣盤が丸見えの状態でした。

攻撃してくる成虫がいないことを確認しながらゆっくり巣を取り出しました。ハチの巣は何回も見ていますが、その芸術的かつ機能的な美しさに感心します。巣盤の間は何本かのしっかりした柱でつなげられています。(写真では巣盤は上下逆に置かれています。)

巣盤をアップにするとこんな感じ。丸々と太った幼虫が見えます。白いキャップをかぶっている巣室には餌を食べなくなった幼虫や蛹が入っています。成長の度合いから巣盤の中央から周辺へと卵が産まれていくことがわかります。

これらの幼虫や蛹を取り出すとけっこうな量になります。気持ち悪いと思う人も多いでしょうが、私はどちらかというと美味しそうと思うタイプ。佃煮にしておいしくいただいています。

最後の写真は、幼虫や蛹を取り出したあとの巣盤。下に置いてある2枚は1層目と2層目、中央に置いてある1枚が4層目です。4層目の巣室が大きいことがわかります。たぶんこれらの巣室では働きバチではなく雄バチや新女王バチが育てられるのでしょう。

なお、敷地内にはスズメバチ類はごく普通に飛び回っています。過剰に恐れることはありませんが、ちょっかいは出さないようにしてください。

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