わらび園の野焼き

敷地内の南西寄りにはわらび園があります。わらびは真夏には1mほどまで成長し、晩秋にはそのまま茶色く枯れます。これを毎年早春に焼き払います。雑草を減らすとともに、日当たりを良くする効果があるようです。

毎年のことですが、延焼しないようにと緊張します。この冬は雨も雪もほとんど降らず、各地で山林火災も起こっていますので、より慎重に風が弱い日時を選びました。

着火してから鎮火するまで30分たらずですが、準備にそれ以上かかります。範囲外に燃え広がらないように枯れ葉などを取り除いたり芝生に水をかけたり、万一に備えた消火器や水、ホースの用意などなど。

フェンスぎわなどから落ち葉を取り除いてから着火。今回はフェンス側から弱い北西風が吹く絶好のコンディションでした。

芝生側はあらかじめジョウロで水をまいておけば延焼しません。火の粉が飛んで少し離れたところの芝に火が付くことがありますが、その場合も落ち着いてジョウロで水をまけばすぐに消せます。経験はありませんが、木に延焼すると非常に危険なので、消火器の用意は必須です。

今年もトラブルなくきれいに燃やせました。これで4月からは立派なわらびが収穫できるようになるでしょう。

キャンプ場利用者は採取自由です。薪ストーブの灰も提供できます。夕方にお湯をかけておけば翌朝にはアク抜きできていますから、おひたしなどでおいしくいただけます。なお、わらび園の野焼きは2年前にも紹介しています。

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