薪ストーブ+ログハウス

朝晩は冷え込む季節になり、我が家(管理棟)では今月から薪ストーブをつけ始めています。手間はかかりますが、幸福度はぐっと上がります。看板猫のすばるも薪ストーブ前が定位置になります。

薪ストーブをつけると室内が乾燥してしまいます。これはエアコンや外排気式の灯油/ガスストーブでも同じです。ログハウスである我が家では極端な乾燥はログ材や床材にひび割れを起こしたりするので好ましくありません。体にも良くありませんね。

ただ、薪ストーブでは天板に鍋を置けます。加湿専用のスチーマーも販売されていますが、私は土鍋に水をたっぷり入れて常に天板に置いているほか、お湯を沸かすのも煮物料理もほぼすべて薪ストーブで済ませています。さらに、洗濯物は室内干しだし、お風呂の後は換気扇を回すことなく風呂場の扉を開け放しておきます。

こうして、真冬でも加湿器なしで温度22度前後、湿度50%前後を維持できます。開放的な間取りと吹き抜けに設置してあるシーリングファンの組み合わせで室内の温度差は2、3度。実に快適。ちなみに、結露はまったくありません。窓はもちろん、建築基準法の関係で付けられている換気口もすべて締め切っています。

ここはフィンランド直輸入のログハウスで、2階も含めて壁はすべてログ材です。一般的な木造住宅の外壁・断熱材・内壁・壁紙の役割をすべて厚さ11cmのログ材が担っており、窓はすべてペアガラス+木製サッシ(外側は金属)です。昨晩寝るときには22.8度だった寝室の室温が、今朝、夜明け前に起きた時には18.5度でした。湿度はどちらも同じで53%。外は1度まで下がっていました。氷点下5度をしばしば下回る真冬でも、薪ストーブを上手に使えば明け方でも室温が17度を下回ることはまずありません。

ログハウスは構造上気密性をあまり高くできません。薪ストーブをつけていると煙突をのぼる強いドラフト流で室内は常に負圧状態になり、すき間から外気が入り込んでいます。それでもログ材の断熱性と調湿性のおかげで快適なのです。

ただし、屋根と床については内側は無垢材ですが、壁のような厚さはありません。外側に断熱材が入っていますが、夏は屋根からの熱気、冬は床からの冷気を感じます。壁については熱気・冷気を感じることはないので、ログ材の断熱性は相当なものということでしょう。

遊び方はあなた次第の貸切り専用キャンプ場

野遊びひとりじめロゴ
都心から1時間半の里山で他のキャンパーに気兼ねすることなくキャンプやバーベキュー、焚き火、フットサル・ミニサッカー、山菜採り、栗拾いなどの野遊びを楽しみませんか。デイユースも連泊も可能。