猫ドア利用までの長い道のり

うちの看板猫すばるが猫ドアを使えるようになるまでの長い道のりのお話です。猫好きのかたに少しでも参考になれば。

すばるは、屋内外を出入り自由で暮らしています。敷地は広いし、市道との出入り口以外はフェンスに囲まれているので他の猫や野生動物もほとんど出入りしないという特殊な環境です。もちろんワクチンは毎年接種しています。

さて、彼が家から出入りするときは私が掃き出し窓を開けてやっていました。出るときは窓に近づいて鳴けば開けてもらえるし、入るときは窓に近づけばチャイムが鳴るようにしていたので、彼にとっては自動ドアです。が、私にとっては、特に夜中の対応はなかなかきつくて、睡眠不足になることもしばしば。

そこで猫ドアを導入することに。本来は玄関ドアや間仕切りドアに穴を開けてはめ込むタイプですが、ドアも含めて家本体は加工したくなかったので、猫ドアを取り付けた枠を作って2階のベランダに面した掃き出し窓に挟み込みました。

まず第一段階としてすばるが2階に上がりやすいように猫用外階段を作ったことは3月24日のブログで紹介しました。これはすぐに使うようになってくれました。

ドアを開けておいても簡単には出入りしない…

続いて猫ドアをはめ込んだ枠を2階にセット。留守中にも使えるように外からは開けられないようにし、防虫対策と気密・断熱、採光にも考慮した、我ながらなかなかの出来栄えです。この設置が4月1日。

開けっ放しのドアから入る
開けっ放しのドアから出る
少しだけ開いたドアを自分で開けて入る

そこからが時間がかかりました。すばるは好奇心旺盛ですが、石橋を叩いて渡るタイプ。まず外から入るトレーニングですが、最初は猫ドアの外で鳴いて開けてもらえるのを待っていました。ひもでドアを開けておいても勝手には入らず、私が開けてやればなんとかくぐるという感じ。その後、ひもで開けておけば出入りするようになり、餌で釣ったりもしつつ、半開きの範囲を少しずつ縮めました。初めて自分で開けて入ったのは5月19日、49日目です。

ようやく完全に自分で開けて入る
出るのはなかなか勇気がいるもよう

出るのは外の様子をうかがったりで入るよりも難しく、餌で釣るわけにもいかないのでさらに時間がかかりました。そしてついに初めて自分で開けて出たのが6月3日。猫ドア設置から2か月あまり!

1分ほどかけて慎重に開けて出ました!

その後はドアの近くで鳴いて私を待つこともなくなり、自由に出入りするようになりました。私も夜起こされることがなくなって、ずいぶん楽になりました。

ただし、昼間、私が1階にいるときには私が開けてやっていますし、いっしょにデッキに出てブラッシングなどをしてやっています。飼い主との信頼関係は大事ですからね。

次の段階は自動給餌器を置いて2、3日は留守にできるようにしたいと考えています。が、急がず慌てずでやっていきます。

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