玉切りした大木をどうするか

当地では敷地内の木を伐採して薪にしています。これまでにもブログで紹介したように、なかなか手間のかかる作業ではあるのですが、直径20cmから30cmほどであれば特に問題なく進められます。

この冬は、一本立ちの太いコナラの一部の枝が枯れてきていたので伐採しました。これまででもっとも太く、直径50cm以上ありました。まわりに他の木はなかったので伐倒は簡単でしたが、何しろ太かったので、その後が大変でした。

太い枝が何本も出ていたこともあって、倒れた木の枝を落とす作業と玉切り作業に相当な時間と体力を要しました。幹の部分は玉切りしても持ち上げられないほど重く、一部はその場で割ってから運んだものの、残りは枕木の運搬に使った特殊な運搬具でなんとか作業場まで運びました。いや~、腰に来ましたねぇ。

ただいま、作業場にしているテラスには長さ30cmから40cmほどに玉切りした幹がたくさん転がっています。太い枝が出ていた部分などは直径が60cmを超えます。一部は薪割り台にするとしても、表面が乾くまでに薪割りを済ませたいところですが、体力との相談といったところ。

作業場まで運んだ大木
シロスジカミキリの幼虫

この作業では日本最大のカミキリムシであるシロスジカミキリの幼虫がたくさん出てきました。一部の枝が枯れてきたのはどうやらそのせいのようです。カミキリムシの幼虫は知る人ぞ知るおいしい虫なので、この幼虫たちも薪ストーブの上で炒められて私の口に入りました。

ナラ枯れを引き起すとして各地で問題になっているカシノナガキクイムシやその坑道らしきものは見つかりませんでした。ただ、敷地内のコナラを含めて周辺ではナラ枯れ被害が広がっているので、この先も早め早めに伐採していくことになりそうです。

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