クリ、クリ、クリ
昨日は台風13号の影響で千葉県から福島県の東側地域で大雨になりました。被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。当地はそれなりによく降ったものの、幸い、災害を起こすほどではありませんでした。
さて、今年もクリの季節がやってきました。先月下旬から落ち始めているのですが、これからしばらくがピークです。放置していると歩くのにもじゃまなので、ほぼ1日おきにクリとイガを拾っています。
クリは1日あたりで2kgから3kgほど収穫できます。キャンプ場利用者の方には自由に取ってもらっていますし、無人販売にも出していますが、とても食べきれません。かといって市場に出すほどでもないし、捨てるのももったいないしということで、毎年(少し)悩みます。
どんな野菜や果物も同じでしょうが、クリも収穫してからもいろいろ手間がかかります。私の場合、拾い集めたクリはまず一晩水につけて中にいるイモムシを窒息死させます(卵は死なないようです)。その後半日ほど風乾してから一つひとつ目視で選別します。虫食い痕や鬼皮の裂け目がないものをビニール袋に入れて冷蔵庫へ。その後、順次計量して無人販売に出します。
自分で消費する分は、主に40分以上茹でてから半分に切ってスプーンですくって食べます。一部は、スプーンで取り出したものを冷凍したり、茹でてから天日で干して「勝栗」にしたりして保存します。
と、なるべく無駄にはしないようにしています。が、それも大変なので、前の冬に大きなクリの木を伐採しました。これで今月下旬は少しは「クリ地獄」から解放されると期待しているのですが…
ちなみに、イガの方は据え置きの焚き火台でクリを茹でる際の燃料にしています。煙は焼き栗と同じような匂いがするので、自家製サラダチキンを燻煙するのにも使っています。灰は畑の肥料やワラビのアク抜きに使うので、まったく無駄なし。