巣箱使用中につき一部テントサイト閉鎖
※以下のサイト閉鎖は解除[2022/05/08 追記]
以下に記述のある2か所の巣箱では残念ながら卵が相次いで消失しました。たぶんアオダイショウに食べられてしまったものと思われます。したがって主にソロ向けのテントサイトであるT3の閉鎖は解除します。
敷地内にはたくさんの巣箱を掛けていますが、そのうちいくつかに鳥が産卵しています(写真撮影は周辺に親鳥がいないことを確認して行っています)。4月17日現在、全部で27か所に掛けてある巣箱のうち4か所に2個から6個の卵があります。うち2か所はお客さんがテントを張るような場所ではないのですが、残る2か所はテントサイトの一つ(T3)の直近にあります。
そのため、北側の林内にあるソロ向けのテントサイトT3はしばらく利用禁止とさせていただきます。5月いっぱいまでの見込みです。この時期は新緑の林内サイトが特に気持ちいいのですが、知らずにテントを張ってもずっと野鳥の警戒声に悩まされることになるので、お互いのためです。申し訳ありませんが他の場所をご利用願います。
まだ確認していませんが、卵のある4つの巣箱のうち3つではシジュウカラが、残る1つではヤマガラが産卵しているようです。「産座」と呼ばれる卵が直接触れる巣の内側にはわが看板ネコすばるの毛が使われています。ブラッシングで出た毛玉をデッキまで取りにくる大胆な親鳥もよく見られます。動物の毛を集める様子はこちらのブログ記事に動画があります。
さて、当地ではシジュウカラは9個前後、ヤマガラは6個前後の卵を産みます。産卵を初めてから雛が孵化するまで3週間あまり、その後雛が巣立つまで2週間あまりですので、これらの巣箱から雛がいなくなるのは5月下旬ころかと思われます。また、この後もパラパラと別の巣箱で産卵が始まるかもしれません。遅くなるほどヘビ(アオダイショウ)にやられてしまう可能性が高くなるので心配ですが・・・
なお、卵のあるなしにかかわらず、くれぐれも巣箱を無断で開けないようにお願いします。親鳥が驚いて放棄したりするだけでなく、中にスズメバチやムカデがいると襲われることもあります。特にお子さんにはあらかじめ説明しておいてください。
最後におまけ情報ですが、山菜はウドが取り頃になってます。上の写真のように地面から出てきた頃がベストですが、少し大きくなってからも次々と出てくる脇芽を利用可能です。他にはわらびが取り放題。タラの芽は残念ながら終わってしまいました。